1958年、広島県呉市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院修了。

明治学院大学教授。故・赤瀬川原平氏と結成した「日本美術応援団」団長。
雪舟をはじめとする室町水墨画の研究を起点として、縄文から現代まで、幅広く日本美術史の研究を手がける。
2000年より展覧会の企画・監修に携わる。近年の展覧会に、「コレクタ－・福富太郎の眼　昭和の名実業家が愛した珠玉のコレクション」（東京ステーションギャラリーほか）、「曽我蕭白　奇想ここに極まれり」（愛知県美術館）、「学年誌100年と玉井力三 ―描かれた昭和の子ども―」（日比谷図書文化館）。
主な著書に『室町絵画の残像』（中央公論美術出版）、『岡本太郎宣言』(平凡社)、『日本美術応援団』（赤瀬川原平との共著、ちくま文庫所収）、『未来の国宝・MY国宝』（小学館）、『日本美術の底力　「縄文×弥生」で解き明かす』（NHK出版新書）、『商業美術家の逆襲: もうひとつの日本美術史』（NHK出版新書）など。