Artist

Yasumasa
Morimura

SCROLL

1951年、大阪府大阪市生まれ。大阪市在住。
1985年に初めてのセルフポートレイトの作品《肖像/ゴッホ》を発表、以降「わたし」という一貫したテーマを持ち、様々な題材で「なにものかに扮するセルフポートレイト写真」を発表し続けている。
制作はモチーフとなる人物/作品について、念密なリサーチとジオラマ、スタジオセットの作成、コスチュームやメイクなどの創作過程を通じ、独自の視点から対象に迫ることで作品が完成される。同時に映像、パフォーマンス、執筆など多岐にわたる活動を国内外で行なっている。
代表作に、「美術史シリーズ」「女優シリーズ」「なにものかへのレクイエム」など。
2018 年に森村の資料や自主企画展示を見ることができるM@M(モリムラ@ミューシジアム)を設立。

 

国内外の多数の美術館が作品を収蔵し、代表的な美術館に国立国際美術館(大阪)、エルミタージュ美術館(サンクト・ペテルブルク)、ソフィア王妃芸術センター(マドリード)がある。
近年の主な展覧会には、「森村泰昌:ワタシの迷宮劇場」京都市京セラ美術館 東⼭キューブ(京都、2022)、「M式「海の幸」—森村泰昌 ワタシガタリの神話」アーティゾン美術館(東京、2021)など。
また、『自画像のゆくえ』『生き延びるために芸術は必要か』(共に光文社新書)など著書多数。
20241214日から2025年5月まで、香港の美術館M+にて、シンディ・シャーマンとの二人展「Morimura Yasumasa & Cindy Sherman:Masters of Masquerade」が開催される。