浅間山の麓、豊かで美しい自然に囲まれた、長野県北佐久郡御代田町で開催されている「浅間国際フォトフェスティバル 2022」。自然の中で五感で感じられるさまざまな写真体験ができるアートフォトの祭典で、この地で2年ぶり、3回目の開催となるフェスティバルです。

長野県北佐久郡御代田町で開催されている「浅間国際フォトフェスティバル 2022」。
 
多様な写真表現を、衣食住などライフスタイルと合わせ楽しむ複合施設である「MMoP(モップ)」をメイン会場として、展示が行われています。さらに今回は、「PHOTO ALT(フォトオルト)」というヴァーチャルフォトフェスティバルも同時開催されています。

今回のコラムでは、美術ジャーナリストの鈴木芳雄さんに、このフェスティバルについて紹介していただきました。
 
 
今回のフォトフェスティバルのテーマは「Mirrors & Windows(鏡と窓)」。世界中が様々な問題に直面し、あらゆることが目まぐるしく変動していく中、私たちをとりまく未来はこれまでになく不確実、不透明であると言われるこの時代に、自身を見つめる方法であると同時に、社会を覗く手段としての写真の意味と役割、そしてその力についてあらためて捉えてみようという思いが込められているのだそうです。

浅間山麓の自然の中に身を置き、五感を研ぎ澄まして写真の鑑賞をするリアルな空間。一方、バーチャル空間で展示を楽しむアートフォト体験。どちらも、暑さを忘れ、身も心もいっときの清々しさを感じることができるかもしれませんね。

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「浅間国際フォトフェスティバル 2022」 こちらからどうぞ