青森県の十和田市現代美術館で開催されている展覧会「名和晃平 生成する表皮」について、名和さんご本人による作品展示の解説をまとめたものです。

十和田市現代美術館といえば、その開放的な建築や作品展示室などで特徴ある美術館ですね。街の中でどうやってアートを存在、共生させるかについて、街全体で一緒になって考えているような印象があります。

名和さんは、今回の展覧会にあたって、そんな街と美術館建築のまとまり方とご自身の作品をどう合わせるか、どう重ねられるかを最初に考えられたそうです。

均等にずっと泡が出続けている、なんとも印象的でどこか生命を感じる不思議な感覚が湧き上がってくる作品や、大学院生時代の作品展示のことなど、名和さんが十和田市現代美術館との調和で大切にされたこと、作品展示の実現へ考え抜かれた過程や思考が、とてもわかりやすく解説されていて、すうっと腹落ちする感じがします。

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「名和晃平 本人による十和田の作品解説」   こちらからどうぞ