あの山口晃画伯が、「メトロポリタン美術館展」を鑑賞。いくつかの名作について、その感想を語ります。

画家 山口晃さんと美術ジャーナリストの藤原えりみさんの「山口晃画伯のいざ、メトロポリタン」を掲載しました。

室町時代に描かれた「厩図(うまやず)」かと思って見てみたら、馬の下半身がバイクになっていたり、高層ビルの屋根が瓦屋根になっていたり。やまと絵や浮世絵をベースに現代のスピリットやペーソスを加え、それを達者な筆力で描き人気の山口晃画伯。
国立新美術館で、時間も忘れ「メトロポリタン美術館展」に没頭した画伯にいくつかの絵についてお話をいただきました。
 
また画伯のお話にあわせて、美術ライターの藤原えりみさんの解説もあります。

「ルネサンス絵画からポスト印象派まで、約500年にわたるヨーロッパ絵画の展開を巨匠たちの作品を通して体験することができる稀有な展覧会と言って良いだろう。65点の出品作はいずれも見逃せない名作ばかりなのだが、本展の魅力は出品作品を貫く展示構成の妙味にある。15世紀から19世紀まで時系列に沿った作品展示のように見えて、時代や主題による作品相互の関連性を押さえた展示となっている。」とのお話。特にここは、という作品の見比べどころもいくつかご紹介。読み応え十分な「メトロポリタン美術館展」鑑賞ガイドになっています。

これから展覧会に行かれる方はもちろん、すでに鑑賞された方もぜひどうぞ。また観に行きたくなります。

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「山口晃画伯の いざ、メトロポリタン」 こちらからどうぞ