『メトロポリタン美術館からの贈りもの | 西洋絵画500年の時間旅行』。
美術家 野又 穫さんの「スローな絵画、スローな時間」の前編を掲載しました。
美術家の野又 穫さんによる「スローな絵画、スローな時間 前編」を掲載しました。
国立新美術館開催際中のメトロポリタン美術館展の会場を、“ 西洋絵画の500年間をタイムトラベルする気分で ” 巡った感想が、それぞれ作品ごとに綴られています。
美術家として普段から作品制作に苦労されているため、『歴代の作家が絵肌に残した格闘の痕跡と向き合えるのは貴重な時間だ』といいます。作品を見るときは、『絵の主題と向き合うよりも、色彩のハーモニーと構図の検証、その後に低姿勢で見上げて、ライトに照らされた絵肌をじっくりと観察』する野又さん。
前編では、
ルカス・クラーナハ《パリスの審判》、エル・グレコ《羊飼いの礼拝》、グイド・カニャッチ《クレオパトラの死》、ピーテル・クラース《髑髏の羽根ペンのある静物》、ポール・セザンヌ《リンゴと洋ナシのある静物》を見た感想が紹介されます。
下の画像は、野又さんの作品《Windscape-9》です。本文中で紹介されています。